ルーニー(loonie)ペニー(penny)コインの数え方や由来は?
カナダのお金の数え方はなにかとややこしい。
1セント単位が自動的に切り上げ切り下げになったり
流通しているコイン(硬貨)に、「ルーニー」だの「ペニー」だのいちいち可愛いあだ名がついてる。
「ルーニー」と言われてもピンとこないから対応できないし、使いこなすにはどうすればいいの?!
というお悩み。
今回は、コインの使い方が分からず、ついつい紙幣ばかりで支払いをした結果、
コインでパンパンになった可愛そうな財布をお持ちのあなたに、スッキリ解決できる方法をお伝えします。
コインのサイズと通称名
カナダのお金の単位については[損する人?得する人?カナダのお金のきほん]をまずチェック!
カナダには現在、5種類の硬貨が流通しています。
それぞれに通称名がついていて、
- 5セントの方が10セントより大
- 5・10・25セントがほぼ同じ銀色
ということをまず押さえておきましょう。
コインの名前の由来
それぞれのコインの通称名の由来をざっくりと紹介します。
1セント・ペニー(penny)の歴史的背景
通称名のなかでも、歴史的背景がとっても複雑な1セントのペニー(penny)。
硬貨の単位で、”Cent” (セント)“を使用している国は、カナダの他に
アメリカ、オーストラリア、ニュージーランド
など他にもありますが、ペニーと通称名があるのはイギリスの通貨制度の影響を強く受けたカナダ&アメリカだけだそうです。
実際にカナダは、1858年までイギリスの通貨単位を採用していた歴史があります。
イギリスの通貨の単位は、poundsポンド, shillingsスターリング, penceペンス。
“Penny” (ペニー)の語源は、このpence(ペンス)から来ています。
(厳密に言うと、Pennyの複数形が Pence)
本来、ペニー”penny”というのは、
『100分の1というお金の最小単位』
という意味で、
カナダにおいて「ペニー」は、もともと「2セントコイン」を指す言葉として使われていましたが、
2セントコインが廃止になったときに、ペニーが1セントの代わりの通称名として残った、という歴史があるそうですよ。
解決!財布のコインを一瞬で見分ける方法
私は現金で支払いをするとき、半端なセントの支払い方や見分け方がわからず、
ついついめんどくさくなって5ドル紙幣ばかり出していました。
それを繰り返していたので、、お金は減るのに財布はどんどんコインで重くなるという残念な結果に。
そこで私はごちゃごちゃの財布でも、さっと狙ったコインを取り出せる方法を考えました( ;∀;)
1ドル・2ドルの違いは一目瞭然。
大きさと色に特徴があるのでこれは混同せずすぐに見分けられます。
問題は
5セント、10セント、25セント
の3種類のコイン。
この3トリオがとにかく色も大きさも似ていてややこしい!
ギザギザかツルツルかで判断しよう
そこでカンタンな違いの見分け方。
それは横から見るとよくわかります♪
- 25セントの時はおおきいギザギザ
- 10セントを探すときはちっちゃなギザギザ
- 5セントを探すときはとにかくツルツルをさがす
これを意識するだけで、スッキリ狙ったコインを取り出すことが出来るようになりました(^^♪
日常会話でカッコよく使ってみよう
- you owe me a nickel? → 5セントだけちょっと貸してくれない?
- If you give me nickel, I will give you loonie back, Otherwise i have to give you 95 cents back. → (会計が14.05だった例)もし5セント払ってくれたら1ドルのおつりを返せます。でないと95セントのおつりになっちゃうから。
まとめ
カナダのお金・コインについていろいろ調べてみました。
最初は
『いちいち名前がついてるなんてややこしいし、めんどくさいなぁ』
と思っていましたが、だんだん一つ一つに愛着がわいてきて、
お金を大事に扱おうという気持が芽生えてくるので不思議なものです。
ぜひこちらも併せてチェックしてみてくださいね(^^)/↓