ブライアンオーサーの教え子一覧!キムヨナとの確執の真相も!
羽生結弦選手の隣で、いつもニコニコしてくまのプーさんを抱えてるブライアンオーサーコーチはカナダ出身。
同時に5カ国以上の教え子を掛け持ちしていて、キムヨナ選手やフィルナンデス選手を育てた名コーチでもあります。
カリスマコーチなのにプーさんなんてズルすぎる。
オーサー氏の指導法は、教え子一人一人の個性を尊重しつつ長所を伸ばしていくのが流儀で、決して怒鳴ったりはしません。
羽生選手の活躍を『彼は国の宝だ』と優しい表情で語ってくれるブライアンオーサー氏。
そんなあなたはディズニーの宝。笑
今から2022年冬季北京オリンピックが楽しみで仕方ありません。
ブライアンオーサーの教え子一覧
2018年平昌オリンピックで、羽生結弦選手を金メダル・フェルナンデス選手を銅メダルと、
2人同時にメダルに導いた、カナダ出身のブライアンオーサーコーチ。
今やフィギュアスケート界において、名実ともにナンバーワンの名コーチです。
2006年(45歳)からコーチとしての活動を始めたブライアンオーサー氏は
フィギュアの大会を見ていると、あれ?またこの選手も?と思うほど。
いったい、ブライアンオーサーって世界に何体存在してるんだ?!ww
photo by David W. Carmichael2014,Yuzuru Hanyu with Brian Orser
「かけもち」で指導している現在の主な選手一覧
名前 | 出身 | 主な実績 |
羽生結弦(2012年~) | 日本 | ソチ・平昌2大会連続優勝 |
西山真瑚(2017年~) | 日本 | 全日本ジュニア9位 |
チャ・ジュンファン (2014年~) | 韓国 | 韓国選手権1位・Jグランプリ3位 |
ステファン・ゴゴレフ(2014年~) | カナダ | Jグランプリファイナル世界最高得点で優勝 |
ジェイソン・ブラウン(2018年~) | アメリカ | 四大陸選手権3位 |
ガブリエル・デールマン(2014年~) | カナダ | 平昌団体戦金メダル |
エフゲニア・メドベージェワ(2018年~) | ロシア | 2018-2019シーズン世界ランキング2位 |
(wikipedia参考 2019年5月現在)
2018年の平昌オリンピックのスケート会場では
男子…羽生結弦(日本)、ハビエル・フェルナンデス(スペイン)とチャ・ジュンファン(韓国)
女子…ガブリエル・デールマン(カナダ)とエリザヴェート・トゥルシンバエワ(カザフスタン)
という5カ国の出場選手を担当していたオーサーコーチ。
選手が代表する国に合わせた服に毎度「お色直し」で大忙しでした。
【 #羽生結弦 と #ハビエル 】2万2千超の「いいね」、ツイートに多くの共感が届いたわけ
平昌 #オリンピック 取材した記者が投稿、「競い合う中にも、ライバルを認め合い、高めあってきた絆が感じられる」https://t.co/Hk4GGsE3Wr#朝日新聞 GLOBE pic.twitter.com/n6TXvtBEO9— Asahi Shimbun GLOBE+ (@asahi_globe) 2018年4月2日
ちなみに過去の教え子一覧
名前 | 出身 | 主な実績 |
キム・ヨナ(2007~2010年) | 韓国 | バンクーバー五輪金・ソチ五輪銀 |
アダム・リッポン(2008~2012年) | アメリカ | 全米選手権優勝 四大陸選手権優勝 |
クリスティーナ・ガオ(2011年) | アメリカ | Jグランプリファイナル3位 |
エリザヴェート・トゥルシンバエワ(2013年) | カザフスタン | 世界選手権シニア女子初四回転ジャンプ成功者 |
ハビエル・フェルナンデス(2011~2018年) | スペイン | スペイン世界選手権2連覇、欧州選手権7連覇 |
(wikipedia参考 2019年5月現在)
オーサー氏の教え子たちは、男女の性別関係なく出身国もさまざま。
彼の指導を受けるため、羽生結弦選手も在籍しているカナダ・トロントにある
『クリケットクラブ 』(Toronto Cricket Skating and Curling Club)
に世界中から移籍し、本格的に指導を受けるようです。
▼右から)西山真瑚・羽生結弦・ハビエル・ジェイソン・ジュンファン選手
教え子は“チームブライアン”でサポート
クリケットクラブには、スケートのコーチだけでもブライアンオーサー氏をトップとして、
現在計22名のコーチがいらっしゃいます。
私は、マンツーマンでつきっきりで指導するということはしません。
振り付け、スケーティング、ジャンプなど、それぞれに長けたコーチたちと一緒に、
「チーム・ブライアン」を組んで、細かな指導は各分野のスペシャリストに任せているのです。
あくまで私はチームの指揮をとり、責任を取る存在に過ぎません。
同時進行で「チームブライアン」が一丸となって、トップレベルの選手をガンガン生み出しているんですから、本当に凄いことです(*’ω’*)
各選手の演技後のキスクラでは必ず隣に座るということではなく、
チームブライアンの他のコーチが座ることもあるんですね!
ブライアンオーサー氏は、数々の選手をトップに導いた戦略や指導方法を本にしています。
羽生結弦を頂点に導いた男。フィギュア界最強コーチが明かす、綿密な戦略と感動と絆のストーリーを暴露!
↓ユヅ&オーサー氏の対談もある貴重な一冊ですよ♪
オーサーコーチの指導の哲学とは?
オーサーコーチと、他のコーチとの違いは何なのか?
オーサーコーチは選手たちを指導をするにあたり
「指導者として、私自身も選手たちの文化に慣れ親しまなければならない。
尊敬・名誉という2つの価値は全ての文化において効果を持つものなのです」
と答えています。
両親がアイルランド系カトリック教徒の家系で、5人兄弟の大家族で育ったオーサー氏。
しつけに厳格な両親に育てられた末っ子のブライアン少年は、
目上の人間に囲まれて、他者を尊敬し、名誉を重んじることが大事だと教えられて育ちました。
そんな成長過程が、現在の指導者指導者としての哲学の基盤になっているそうです。
「それぞれの選手にはテーマがある。我々はみな、同じ場所を目指すが、その道のりは異なるんだ」
それぞれの選手のバックボーンを尊敬し、理解することがトップスケーターを育てるのには大事ということですね。
ですが、選手1人1人の生い立ちや性格、国の文化まで配慮して指導方針を変えることは、
口で言うほど簡単なことではないと思います。
オーサーさんの指導は絶対に怒鳴りません。
分かるまで身ぶり手ぶりをまじえて何度でも丁寧に説明するから、選手たちからの信頼も厚い。
各分野のスペシャリストのコーチたちの指揮をとり
《丁寧に選手一1人1人に合った指導法》を実践するオーサーコーチ。
これからも、彼からどんな一流スケーターが生まれるのか楽しみです。
ブライアンオーサーとキムヨナの確執の真相は不明のまま…
ブライアンオーサー氏といえば、教え子だったキムヨナ(2014年現役引退)との、
「2010年モヤモヤ決別」も記憶に残っています。
金妍兒(キム・ヨナ、1990年9月5日)は、韓国の元フィギュアスケート女子選手。
2010年バンクーバーオリンピック金メダリスト。2014年ソチオリンピック銀メダリスト。
2009年、2013年世界選手権優勝。
オーサー氏のコーチとして初めての教え子でもあった韓国のキム・ヨナ選手。
2007年からコーチとして指導し、2009年世界選手権・2010年バンクーバー五輪金メダリストに導びきました。
韓国では、キムヨナとともにアイスショーや自伝の出版やTVCMにも出演、
バンクーバー五輪後の2010年3月には、ソウル名誉市民まで授与されたオーサー氏でしたが…。
2010年オーサーとキムヨナの決別騒動!
2010年8月「キムヨナ側からコーチ契約を一方的に解除された」と突然発表したオーサー氏。
しかし、即座にキムヨナ側は「そんなことをした覚えはない」と完全否定のコメントを発表。
巷では、
「オーサーが浅田真央を指導する話があったからキムヨナがヘソを曲げた?」
という噂がでたり、
キムヨナ陣営(とくにキム母)と本人の言い分が食い違う典型的な泥沼合戦に。
互いにメディアを通して一方的に意見を言うだけで、それっきり二人が共演することはありませんでした。
解雇理由を巡っては、様々な憶測が乱れ飛び、真相はいまも明らかになっていません。
▼日本語訳に少々悪意ありますがwwニコ動ありました▼
決別した元教え子のキム・ヨナとの騒動について、メディアで自ら口を開いたオーサー氏。
決してキムヨナ側を批判しているわけではないですが…
せっかく素晴らしい実績を残したのに、スッキリしない別れ方はちょっと残念でしたね。
ブライアンオーサーと羽生結弦
羽生結弦選手がブライアンオーサー氏に師事したのは2012年5月からでした。
当時17歳の羽生結弦選手は、オーサー氏のもとで活躍する4回転が得意なハビエル選手を見て、
「トロントへ行ってブライアンと練習したい!」
と決意、羽生選手からの猛アプローチだったんだとか。
そして
・2014年ソチ・2018年平昌2大会連続金メダル(男子シングルで66年ぶり2連覇)
・2014年世界選手権・2017年世界選手権2回優勝
・グランプリファイナル4連覇(2013年 – 2016年)
・全日本選手権4連覇(2012年 – 2015年)
・2013年10月~2018年4月まで(4年6か月)世界ランキング1位を保持
・「4回転」ループジャンプの世界初成功者
引用:wikipedia 羽生結弦
という前人未到の結果となって花開きました。
▼スポーツ指導者に贈られる「ミズノスポーツメントール賞2019」最優秀賞に▼
羽生結弦は「国の宝です」コーチのオーサー氏が称賛 #羽生結弦 https://t.co/BRgAhbgZu9
— 日刊スポーツ (@nikkansports) 2019年4月23日
ブライアンオーサー氏は、表彰式にメッセージを寄せ、
「羽生選手の成功の大きな要因は『勇気』。彼が世界選手権と五輪で成し遂げたことは、日本と世界のフィギュアスケートを新たなレベルに引き上げた。その旅路の一部に同行できたのは誇り。彼はまさに国の宝(He is truly a national treasure)」
と称賛されています。
ブライアンオーサーの年収は?
数々のフィギュアトップスターを指導しているブライアンオーサー氏。
どれぐらい稼いでいるのか、年収も気になりますが、
ズバリ!
3millionドル=約3億円
という予想がありました~( ゚Д゚)
ネット上の情報ですが、荒川静香・安藤美姫・織田信成らを金メダルに導いたモロゾフコーチは
1人当たり年間600万円~年間1,000万円のコーチ料だったと言われていますが、
1人の選手に対してコーチは一人だけではなく、サブコーチや振付師など、複数の指導者が関わっています。
ブライアンオーサー氏の場合は「チームブライアン」としてのマネジメントという立場も大きいですし、
収める税金も相当かかっていそうです。
実績が全ての世界なので、やはり選手が好成績を残せばそれだけ収入も上がっていくようです。
ブライアンオーサーのプロフィール
ブライアン・オーサー・Brian ORSER
出身地: カナダ・オンタリオ州ベルビル
誕生日: 1961年12月18日(2019年で57歳)
身長: 168 cm
体重: 70 kg
現役引退: 1988年
大柄なイメージがありましたが、それほど高身長ではないオーサー氏。
練習後、#ブライアンオーサー コーチと談笑する#羽生結弦 (Photo by Yuichi Sakai 酒井悠一)#報知 #平昌 #平昌五輪 #スポーツ報知 #pyongchangolympics2018 #報知平昌カメラマン #スポーツ報知平昌チーム… https://t.co/bzGkHyP4du #スポーツ報知写真部 #photo #instagram #スポーツ新聞 pic.twitter.com/91YUZaxQDz
— スポーツ報知 (@SportsHochi) 2018年2月14日
フィギュア選手として、
・1984年 サラエボ五輪 銀メダル
・1987年 世界選手権優勝
・1988年 カルガリー五輪 銀メダル
などなど、輝かしい実績を残していらっしゃいます。
当時は、男子でも最高難度のジャンプだったトリプルアクセル(3回転半)が得意技という数少ない選手だったことから、
「ミスター・トリプルアクセル」
という異名も。
若い頃がイケメン!
もちろん、今のクマのプーさんの体型…失礼、
「ミスター・トリプルアクセル」
と言われたころの現役時代のスリムなお写真を拝借しました!
▼1988年27歳にフィギュアスケーターを現役引退
▼2000年39歳から振付師として活動
▼2006年45歳からコーチとしての活動
▼引退後1989年、映画「氷上のカルメン(Carmen on Ice)」助演でエミー賞受賞▼
ブライアンオーサーの教え子一覧!キムヨナとの確執の真相まとめ
日本の宝・羽生結弦選手のコーチは、自身もかつてカナダ代表のオリンピック選手として活躍したブライアンオーサー氏。
教え子一覧を見ると、羽生選手のほか、キムヨナやフィルナンデスなど、実績のある選手ばかり。
フィギュアスケート界で、40年以上も第一線で活躍されてるなんて、まさにレジェンド。
レジェンドのプーさんです。
私の中では、羽生選手とオーサー氏のコンビは永遠デス。
いつかクリケットクラブに見学に行きたいな~。