【潮風最高】シーウォール・バンクーバーはサイクリング・散策にぴったり!
シーウォール・バンクーバー(Vancouver Seawall) とは、カンタンに言えば海岸線の遊歩道。
海に囲まれたバンクーバーは、市の中心部から海沿い一帯が遊歩道として整備されていて、
一年中地元の人や観光客が途絶えることがない、バンクーバーの人気スポットです。
特に、夏~秋にかけて好天が続き、日没も21時ごろまでと日照時間が長いバンクーバーは、
海岸沿いに沈む夕日が大変美しく、サイクリングや散策、ジョギングに最高!
特別どこかに行かなくても、海岸線を眺めながらぼーっと座っているだけでも、
潮風が気持ち持ちよく、十分リラックスして楽しめます♪
シーウォール・バンクーバー(Vancouver Seawall)とは
Seawall(シーウォール)は「海岸の防波堤」という意味。
世界で最も長いと言われるバンクーバーのシーウォールは全長28kmもあり、
スタンレーパークの外周だけでも9㎞弱あります。
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バンクーバーのコンベンション・センター(Vancouver Convention Centre)をスタート地点として、
スタンレーパークをぐるっと回り、
UBC(ブリティッシュコロンビア大学)の手前地点にある、スパニッシュバンクスパーク(Spanish Banks Park)まで続く、途切れることのない一本道です。
シーウォールの歴史
シーウォールの建設は1917年スタンレーパークから始まり、約70年間もの歳月をかけて完成し、
1980年以降、スタンレーパークの外側にも広げられられていきました。
今では毎年数百万人が利用する、人気のレクリエーションスポットの一つになっています。
当時から35年にわたって建設に携わった、巨匠ジェームス・カニンガム(James Cunningham) の記念板は、スタンレーパークに入って5キロ付近で確認できます↓
2000年に入ってからも、潮風や台風からの打撃に耐えられるように、
頑丈な基盤づくりで浸食を防ぐよう数年にわたってメンテナンス工事が続けられています。
シーウォールへのアクセス
バンクーバーのダウンタウンは海岸線に囲まれているので、どこからでも歩いてアクセス可能。
ダウンタウンの北側コールハーバー(Coal Harbour)に出るには、地下鉄のWaterfront駅を利用するのも便利です。
シーウォールの楽しみ方やポイント
シーウオールの良さは何といっても、
歩くだけでも風が気持ちが良く誰もが手軽に体験できるということ。
道は平たんですが、全て歩くには約6時間はかかるため、
ご自身の都合に合わせて少しずつルートを変えて歩いてみてもいいですね。
必携アイテム
日差しは大変強いので
- 日焼け止め
- 帽子
- サングラス
- 水分補給用のお水やドリンク
- スポーツシューズ
などは必携です。
ちなみにカナダの人は、
どんなに雨が降っても日差しが強くても「傘をさす」という習慣が無い
という気合とノリで生きている人が多いので、
日傘をさしているとちょっと違和感があるかもしれません(笑)
自転車をレンタルしたい!ルールは?
安全にサイクリングを楽しむためには、まずは日本と違うルールを確認しておきましょう!
ヘルメット着用
ブリティッシュコロンビア(BC)州では、自転車走行時は年齢関係なくヘルメットの着用が義務づけられています。
What do you think is the best way to explore Vancouver’s seawall – walking 👟, running 🏃, or biking 🚲? 📷: thismodernmuse via Instagram📍: @MyVancouver #ExploreBC pic.twitter.com/ifIx38WVuu
— Destination BC (@HelloBC) 2018年5月7日
自転車専用道路または車道を走行
シーウォールには、道によっては真ん中に線が引かれている場所があります。
これは
- 海側が歩行者やジョギング専用道
- 内側が自転車・スケート専用道
とに分かれているからです。
道路標識もあるので、通る道には要注意です。
基本は右側通行
自転車は車と同じく、日本と逆側を走ります。
自転車専用道路のない道ではうっかり逆を走ってしまいそうになるので気をつけましょう。
曲がる時、止まる時はハンドサイン
カナダでは自転車は車道を走ることになるので、安全のために4つの合図の決まりがあります。
レンタサイクルできる場所は豊富!
バンクーバーは、多くの自転車店がレンタサイクルを取り扱っているので、
借りる場所に困ることはまずありません。
自転車屋さんでレンタルする
人気のスポットである
- スタンレー・パーク
- イングリッシュ・ベイ周辺
- デンマン・ストリート周辺
には特に集中しています。
相場はどこも似たり寄ったり、自転車の種類にもよりますが、
- 最初の1時間は7ドル~
- 24時間以上は30ドル~
ほどで、使用する時間を最初に決める必要がないので気軽に借りられます。
mobi bike(モービーバイク)
街中でよく見かける自転車置き場。
ちょっとしたサイクリングなら
自転車シェアサービス「mobi」
も便利です。
You’ve probably noticed our new stations popping up around town. With a bigger service area, we wanted to show you how far you can ride in 30 minutes.
Take a virtual ride from Victoria Drive to Granville Island with our interactive map: https://t.co/izceSI24MT pic.twitter.com/Lzw6hZqK8d
— Mobi by Shaw Go (@mobi_bikes) 2018年5月8日
事前にアプリ・WEBで申し込めば、市内に150ヶ所ほどあるステーションで自転車が借りられて、
どこで借りてもどこで返してもOK。お店に行く必要がないのでとても簡単です。
Dinner at Sunset Beach concession then Seawall evening walk last night #Vancouver ❤ 🐕 🚶🏻♀️🚶 🌅 pic.twitter.com/AseYEkAgUj
— CC (@Rockawaytheday) 2018年5月6日
まとめ
約30㎞にわたって、海に面した海岸沿いをぐるっと一本道でつなぐシーウォール・バンクーバー(Vancouver Seawall)。
海鳥なども沢山いて自然を存分感じながら、ジョギングを楽しむ人、ビーチを楽しむ人、サイクリングを楽しむ人など、
それぞれの楽しみ方で自然たっぷりのコースです。
とくに夏から秋にかけては絶好のシーズンで、スタンレーパークや、イングリッシュ・ベイ(English Bay)に沈む夕日、
対岸に見えるダウンタウンの街並みなど、どこの景色も大変美しくオススメです(*’ω’*)
ぜひ気軽に出かけてくださいね。