ジンジャーエール成分は体に良い悪いどっち？生姜は入ってないって本当？

 

人気の炭酸飲料ジュースとして、日本でもすっかりおなじみのジンジャーエール。

「ジンジャー」は「生姜」だから、ちゃんと生姜のしぼり汁とか入ってるよね？

と気になって調べてみたところ、

なんと「ジンジャーエール」とは

“生姜風味に味付けされた炭酸飲料のこと”

であって、

“生姜が入ってなくてもジンジャーエール！”

という悲しい事実を知ってしまいました。

とはいってもジンジャーエールって、喉がスカッとするしおいしい♪

私はコーラより断然ジンジャーエール派です。

• あの人気ブランドのジンジャーエールには生姜やカフェインは入ってる？
• 本物の「生姜入り」ジンジャーエールがやっぱり飲みたいときは？

などもついでに調べてみました！

 

ジンジャーエールとは？由来や英語の意味

 

ジンジャーエール（ginger ale）という名前の意味。

から由来しています。

 

開発者は、カナダのトロント出身の科学者、ジョン・マクローリン氏。

 

フランスで買ったシャンパンに魅了されたのをきっかけに

“アルコールの入っていないシャンパン”

として、1904年ソーダ水に香料を混ぜたものを開発・販売したのが始まりとされています。

 

ジンジャーエールって原材料に「生姜」は入ってない？

 

「ジンジャー＝生姜」だけど、結局ジンジャーエールってどんな飲み物のことを言うの？

という素朴なギモンについて、調べた結果↓

 

ジンジャーエールとはジンジャー(ショウガ)などの香りと味をつけ、カラメルで着色したノンアルコールの炭酸飲料のことである。

引用：ウィキペディア

 

という定義。

 

つまり、ジンジャーエールとは、

「生姜が入っていても、入ってなくてもジンジャーエール」

「なんちゃってショウガ風味の炭酸飲料でもジンジャーエールと名乗って良い」

というコト！！

まるでメロンパンにメロンなんか入って無いの当たり前やん！みたいなツッコミを受けたような衝撃(笑)。

 

「ジンジャーエール・ジンジャエール」表記はどっちも正しいの？！

 

• ジンジャーエール
• ジンジャエール

長年、カタカナ表記はどっちが正しいんだろうと疑問に思っていた方も多いのではないしょうか。

日本では現在数社から販売されているジンジャーエールですが、

主流の二大ブランドと言えば

• カナダドライ（コカ・コーラ社）
• ウィルキンソン（アサヒ飲料）

です。

そして、商標登録は

・カナダドライが「ジンジャーエール」

・ウィルキンソンが「ジンジャエール」

をそれぞれ用いている、とのこと。

なので、どちらの表記も正しかった、ということです。

※この記事では「ジンジャーエール」で統一しますね！

 

カナダドライのジンジャーエール成分

 

日本国内シェアナンバー１の売り上げというカナダドライのジンジャーエール。

もちろんカナダのスーパーでも人気の炭酸飲料です。

でも、成分を確認すると、生姜のエキスしか入っていませんでした。

製品名	カナダドライ ジンジャーエール
原材料名	果糖ぶどう糖液糖・炭酸・ジンジャーエキス・香料・酸味料、カラメル色素
カフェイン	無し
カロリー	36kcal/100ml

（カナダドライ製品情報より抜粋）

※エキスとは、動物・植物などから水やアルコールで特定の成分を抽出して得られる成分のことです。

 

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ウィルキンソンのジンジャエール成分

 

国内シェアナンバー２と言われている、ウィルキンソン・ジンジャーエール。

ショウガにあたる部分は「香料」として味を再現していて、こちらも生姜は入っていませんでした。

製品名	ウィルキンソン ジンジャエール
原材料名	果糖ぶどう糖液糖・炭酸・酸味料・香料・カラメル色素
カフェイン	無し
カロリー	37kcal/100ml

（アサヒ飲料・商品情報ページより抜粋）

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ジンジャーエールにカフェインは含まれている？

 

カフェインは、コーラなどの炭酸飲料に微量に含むものがあるので、気になる方も多いかと思いますが、

• カナダドライのジンジャーエール
• ウィルキンソンのジンジャエール

この2大ブランドのジンジャエールについては、もともとカフェインはゼロ、含まれていませんでした。

 

 

2大ブランド比較したら色んな違いがあった

 

ジンジャエールのファンにとっては、味について「甘口派」と「辛口派」に大きく分かれるところ。

 

カナダドライは《売上ナンバー１ジンジャーエール》とうたっているだけあって、辛みを抑えた甘口ジンジャーエールとして人気があります。

逆に、ショウガ特有の辛みを再現した本格派の辛口ジンジャエールのなかでは、ウィルキンソンが人気。

 

ある調査で行った、対象店舗のジンジャーエール全体の売り上げでみると

カナダドライ:ウィルキンソン＝20:1

の割合で圧倒的にカナダドライが売れているんだそうですよ。

 

簡単にいくつか比較してみると、次のような違いがあります。

ブランド名	カナダドライ	ウィルキンソン
味	甘口	辛口
炭酸	弱め	強め
値段(税込)	147円	151円

※値段は500ml・PETボトルメーカー希望小売価格

 

カナダドライとウィルキンソンどっちが好き？ジンジャエールの口コミ

 

ジンジャエール好きでいろんなタイプのジンジャー・生姜表示の飲料水飲んでるけどカナダドライのジンジャエールに勝てるものは無いな
これよりうまいもの知ってる人いたら教えて

— シモン (@27xsimon) 2018年7月11日

彼のお家に初めてお伺いしてきたのですが、お茶かコーヒーが出るのかな、と思ったら「好きって聞いたから！！」ってウィルキンソンのジンジャエールが…！

好きだけどー！！恥ずかしいー！
しかもカナダドライじゃなくてウィルキンソン出されたー！！辛口好きなの伝わってるー！＼(^o^)／

— Ｒ-ｃｈｉ（リイチ）@水族館好き (@R_chi1003) 2018年4月7日

 

▼普通のカナダドライで物足りない人にはうれしい！

2倍のジンジャーエキス×強炭酸！「カナダドライ ジンジャーエール ストロング」新発売 ｜ https://t.co/RNgFtBy8a8 #NOMOOO #カナダドライ #コカコーラ #ジンジャエール #モスコミュール #ジンジャーハイボール

— 【公式】NOMOOO（ノモー）@酒好き (@NOMOOO_INFO) 2018年1月10日

 

▼カナダドライのピーチ味が人気！ビールで割るという提案も！

カナダドライの期間限定ももジンジャーエールでビール割って作るピーチシャンディガフめっちゃ美味しいからみんな見つけたらやってみて……
口に含んだ瞬間ふわ〜って桃の香りして、でも桃チューハイとかみたいなベタベタした甘さが全然ないし後味めっちゃすっきり爽やかで好き 夏〜！って感じする🍑 pic.twitter.com/kpctsCfeEm

— とらふぐ (@tora_fugu_) August 18, 2019

「生姜入り」こそ本物のジンジャーエール！こだわり3品

 

ジンジャーエールなんだから、ちゃんと「生姜入り」じゃなきゃ納得できない！という方に。

探したところ、ちゃんとありました♪

 

生姜丸しぼりジンジャーエール

 

JAわかやまが作ったジンジャーエール。名産の新生姜を丸しぼりした、生姜の存在感を強く感じられる一品！

炭酸は強めで甘味は軽め、口当クセのない味わいです。

原材料名	糖類、しょうが、香料、酸味料、ビタミンC
カフェイン	情報探せず
カロリー	50kcal/100ml

 

BCGA フレッシュジンジャー ジンジャーエール

 

アメリカ生まれの100％生の生姜を使用した、唯一のジンジャーエール！

これを飲んでしまうと、今までのジンジャーエールは何だったの！？と思うハズ。

キリっとした辛さにサトウキビ糖の甘味、保存料不使用。

4種類のフレーバー(オリジナル、ジャスミン茶風味、パッションフルーツ＆ウコン風味、ハイビスカス風味のザクロフレーバー)なども飲んでみたい！

原材料名	炭酸水、砂糖、しょうが、クエン酸
カフェイン	情報探せず
カロリー	情報探せず

国産しょうがのジンジャーエール

 

低価格高品質の『神戸居留地(こうべきょりゅうち)』の生姜入りジンジャーエール！

国産のしょうが汁とレモン果汁で後味すっきりに微炭酸。

合成甘味料・保存料・着色料は不使用です。

原材料名	果糖ぶどう糖液糖(日本製造)、レモン果汁、しょうが汁
カフェイン	情報探せず
カロリー	情報探せず

 

ジンジャーエール成分って体に良い悪いどっち？栄養や効果効能

 

ジンジャーエールは、砂糖たっぷりの炭酸飲料なので、飲み過ぎはもちろん体に悪く、健康を害します。

でも、コーラ・スプライトなどの主要な炭酸飲料のなかでもカロリーが低めなので、

糖質量に気を付けていれば、健康を維持しながら飲むことができますよ。

 

炭酸飲料の中でもカロリーが低めなジンジャーエール

 

ジンジャーエールのカロリーは、コップ1杯(約200ml)約60～70kcalくらい。

同量のサイダー(スプライト)が約80kcal、コーラが約90kcalと考えると、

炭酸飲料のなかでは比較的カロリーが低めな飲み物です。

 

ペットボトル1本分500mlであれば、ジンジャーエールのカロリーは約180kcalになるので、

1日の甘いお菓子類(嗜好品飲料)の摂取カロリー目安が200kcal以内までと推奨されていることを考えると、

間食を控え目にするなら、一日1本ならジンジャーエールのペットボトルを飲んでも大丈夫そうです。

 

ジンジャーエールの糖質量には要注意！

 

カロリーだけを見ると、他の炭酸飲料よりも、やや健康的なジンジャーエール。

でも、甘い炭酸飲料にはかわりないので、砂糖がた～っぷり入っています！

ジンジャーエールの糖質量は、ペットボトル1本分(500ml)には、なんと35～46.5gもの糖質が！

 

↓つまり、スティックシュガー10本以上の糖質！

 

WHO(世界保健機関)が推奨している糖質量の目安は1日25g(ティースプーン6杯分)程度なので、完全にオーバー。

 

ジンジャーエールをペットボトル1本分以上一日に飲むことは、

カロリー面ではギリギリセーフですが、糖質面では完全にアウトというワケ。

 

できれは、一日コップ1杯(約200ml)程度にとどめておきたいですね。

 

生姜入りジンジャーエールの栄養成分

 

生姜入りジンジャーエールからは、生姜の栄養成分「ショウガオール」が採れると期待できます。

ショウガオールは、ショウガの辛味成分のひとつ。

• 代謝促進
• 冷え性改善
• むくみ解消
• 免疫力アップ

などの効果があり、健康維持の強い味方です。

冬の寒い日に生姜入りのスープやお茶を飲むと良いと言われるのはこの成分のためです。

 

ただ、どれだけ「生姜入り」ジンジャーエールを飲んだとしても、生姜成分の量は不透明。

 

ショウガオールの健康効果をしっかり採りたいときは、生姜のしぼり汁をプラスして飲むのがおすすめです！

 

また、ジンジャーシロップを作っておけば、炭酸水で割るだけでもジンジャーエールが楽しめるので、

休みの日に自家製ジンジャーエールを手作りしてみてはいかがでしょうか。

 

ジンジャーエール成分は体に良い悪い？生姜は入ってない？まとめ

 

ジンジャーエールは「生姜」が入ってるからこそジンジャーエールだと思っていましたが、

• 実は風味づけされただけの炭酸飲料だった
• 本物の「生姜入り」のジンジャーエールも実はあった

という結果に。

添加物や香料などはなるべく避けて、体に本当に良いものを摂取していこうと意識を変えてみると、

今まで知らなかったことに沢山気が付かされます。

シュワっとして甘ーいジンジャーエールはやっぱり美味しい！

嗜好品として適度に上手に摂りつつ、なるべく体に優しいものを選んでいきたいですね。