メープルシュガーの特徴と使い方!砂糖やシロップで代用できるの?
メープルシュガーというと、ホットケーキのメープルシロップを思い浮かべる人も多いかもしれません。
メープルシュガーは、メープルシロップの水分を取り除き、サラサラの粒状にしたお砂糖の一種。
- 100%天然甘味料
- ミネラル栄養素たっぷり
という点で、砂糖は砂糖でも、砂糖よりコクと香りが強くて、美味い健康的な甘味料なんです。
「カエデからとれるミルク」と言われるほど、カルシウムなどのミネラル分が豊富なメープルシュガー、
今日からあなたも、いつものお砂糖をメープルシュガーに変えてみたくなるはず!
メープルシュガーの特徴
メープルシュガーMaple sugarは、サトウカエデの樹液から作られる糖で「かえで糖」とも言われ、カナダなど北アメリカの名産品のひとつ。
サトウカエデの樹液を煮詰めて、およそ1/40、糖度66%になるまで煮詰めたものがメープルシロップに、
さらにそのまま煮詰め続け、樹液の水分を完全に飛ばして、固形にしたものがメープルシュガーになります。
▼safewayで購入♪220g7ドル(約600円)、フツーの安いお砂糖の5倍以上のお値段…!
メープルシュガーは、褐色で特有の香りと穏やかな甘味、しかも栄養たっぷり!
私は午後のコーヒータイムに、いつもメープルシュガーを使っています。
メープルシュガーのおいしい使い方!砂糖やシロップで代用OK
メープルシュガーは、赤ちゃんからお年寄りまで安心して食べられる100%天然の甘味料。
もちろん、いつもの砂糖代わりとして使えるため、
基本的に使い方や分量は砂糖(上白糖・グラニュー糖・きび砂糖など)と同じで大丈夫!
コーヒー紅茶、ヨーグルト、ミルクなどとよく合いますし、
クッキーやマフィンなど、焼き菓子に、もちろん料理にもバッチリ!
ケーキ用のシロップや菓子材料、もちろんお料理にも幅広く使えます。
メープルの味わいをそのままふりかけて
ヨーグルト、トースト、パンケーキに。
クリームチーズやサワークリームともよく合います。
メープルシュガー+水=メープルシロップ!
メープルシュガーは、1/2量のお湯で溶かすとメープルシロップになります。
▼お湯で溶かして30秒ほどレンチンすればトロトロのメープルシロップに♪
メープルシュガーは、メープルシロップの水分をさらに飛ばしたものなので、
メープルシロップの水分を飛ばせばメープルシュガーになりますし、
逆にメープルシュガーに水分を加えればメープルシロップになるということですね!
メープルシュガーは常温保存できるため、
要冷蔵のメープルシロップより、保管に気を使わなくていいのも使いやすいポイントです。
一人暮らしで、たまにしかメープルシロップを使わない方は、
お砂糖やシロップの代わりにも使えて、カラダにも優しいメープルシュガーが便利です(*’ω’*)
メープルシュガーは乳製品との相性が抜群!
メープル独特の香りがあるメープルシュガーは、乳製品と組み合わせるとコクが出て、豊かな風味が楽しめますよ。
カフェオレやミルクティーには、ぜひメープルシュガーを使ってみてください。
牛乳のニオイが苦手な人は、ホットミルクにメープルシュガーを加えると、美味しく飲めますよ。
もちろん、ヨーグルトやアイスに混ぜても絶品!
調味料としてみりんや砂糖代わりに
メープルシュガーは調味料としても使えます。
醤油・味噌・お酢とも抜群相性で、素材の味をさらに引き立ててくれますよ。
酢の物はまろやかに、煮物は味を染みこみやすくしてくれるため、
みりんや砂糖の代わりにメープルシュガーを使えばとってもヘルシー!
根菜や黒豆など、一段上のおいしさに仕上げます。
もちろん、肉・魚の照り焼きや煮付けは臭みを抑えて柔らかくジューシーに。
みりんや上白糖を使うよりも、一段上の仕上がりになること間違いなしです!
メープルシュガーのカロリーや栄養は?砂糖と比較
日本でお砂糖といえば「上白糖」「グラニュー糖」のことを指し、
《白い麻薬》という残念な代名詞もあるほど、人工的な加工食品の一つ。
メープルシュガーと砂糖との違いは?
メープルシュガーは、お砂糖とは、素の原料も加工法も全く別のモノです。
上白糖やグラニュー糖は、大半がサトウキビから作られていて、
サトウキビの茎のしぼり汁から黒糖(黒砂糖)に、さらにミネラル分などを取り除いて精製したら三温糖、
さらに精製すると、白い上白糖やグラニュー糖ができます。
普通の砂糖は、サトウキビなどを人工的に漂白し、塩酸や無機酸を使って精製して作られますが、
メープルシュガーは、いわばサトウカエデの樹液から水分を抜いただけの
カルシウムなどのミネラル分が豊富な100%天然甘味料。
砂糖やはちみつは、まだ消化器官の発達していない赤ちゃんには与えてはいけないと言われていますが、
天然の樹液から作られるメープルシュガーやメープルシロップは、赤ちゃんにも安心して与えられます。
メープルシュガーのカロリー!砂糖と比較
栄養成分表示 (100gあたり) | メープルシュガー | 上白糖 |
エネルギー | 377kcal | 384kcal |
たんぱく質 | 0.4g | - |
脂質 | - | - |
炭水化物 | 97.0g | 99.2g |
ナトリウム | 2mg | 1mg |
カルシウム | 273mg | 1mg |
カリウム | 400mg | 2mg |
マグネシウム | 35mg | 微量 |
マンガン | 4.7mg | - |
メープルシュガーのカロリーは、砂糖(上白糖)と比較すると同じくらい高カロリーですが、
注目すべきはミネラル栄養素の豊富さ。
メープルシュガーの原料であるサトウカエデの樹液は、
「カエデからとれるミルク」と言われるほど、カルシウムなどのミネラル分が豊富です。
樹木のもつ糖分と、大地に含まれるミネラル分の両方が、メープルシュガーにはたっぷり含まれていて、
たんぱく質、ナトリウム、カルシウム、カリウム、マグネシウム、マンガンなどが豊富に含まれています。
お砂糖よりダンゼン栄養価が高く砂糖と同じように使えるので、
メープルシュガーで代用すれば健康的ですね。
メープルシュガーの賞味期限
メープルシュガーは普通の砂糖と同じで、長期保存可能な食品、賞味期限は無く常温保存が可能です。
▼カナダで購入したメープルシュガーも、製造番号(LOT番号)はありますが、賞味期限表記は見当たりませんでした!
ときどき、中に褐色の粒が見えるのは、天然の成分がカラメル化しただけなので、痛んでるわけではありません。
メープルシロップの形状はサラサラの粉末状や、ザクザクのフレーク状などがあり、お好みで使い分けるといいですね。
粉末状はさっと溶けやすいので使いやすく、フレーク状はアイスクリームやヨーグルトのトッピングにすれば、
サクサクした食感が楽しめますよ(^^♪
メープルシュガーは通販で買える!有機(オーガニック)製品もあり
カナダの春の雪どけ時期、ほんの数週間だけ採ることができるカエデの樹液。
メープルシロップは、40リットルの樹液からわずか1リットルしか摂れない希少なもので、
メープルシュガーはさらに、そこから水分を取り除くプロセスが加わります。
おいしさ、風味のよさ(料理に使うとコクに変わる)、たっぷりの天然ミネラル栄養素が含まれていると思えば、
メープルシュガーが普段のお砂糖と比べればお値段が高いのもナットクですね。
まずは、午後のホッと一息のときに飲むコーヒーに入れるお砂糖や、
上品な甘さと香りを楽しみたい時などに取り入れてみてはいかがでしょう。
▼カナダ・ケベック州産メープルシュガー№1ブランド
▼カナダから直輸入の有機JAS認定品
メープルシュガーの特徴と使い方!砂糖やシロップで代用は?まとめ
砂糖は《白い麻薬》といわれますが、同じ砂糖でもメープルシュガーは全く別物。
メープルシュガーは、カルシウムをはじめ、様々なミネラル分などの栄養が豊富な天然甘味料。
無臭のお砂糖と違って、コクのある香りで美味しいですよ。
今使っている砂糖をすべてメープルシュガーに変えるのは難しくても、
毎朝飲むカフェオレだけでも変更してみませんか?
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