ニュートロジーナ日焼け止めspf110レビュー&口コミも紹介!紫外線吸収剤は入ってる?
カナダのドラッグストアやスーパーなど、どこでも見かける
【Neutrogena】(ニュートロジーナ)
というメーカーのコスメ。
「にゅーとろじーな」って読みにくい名前だな~と思っていたのですが、
ジョンソン・エンド・ジョンソン のブランドなんですね!全然知らなかったです。。
ふだん、日焼け止めを選ぶときって
“SPF値が「高い」ほうが、紫外線を防いで肌を守ってくれる効果が’高い”
というのは、感覚でわかるのですが、
お店で販売されていた他メーカーは、ほとんどがSPF 30〜50あたり。
ところが、ニュートロジーナは唯一、
SPF100 、SPF 110
という、日本ではまず見かけないSPF100以上のめちゃ強力なタイプを発見!
さっそく使ってみたのでレビューします!
ニュートロジーナ日焼け止めspf110の特徴
カナダでほぼすっぴんで過ごしてきたこともあり…
コスメ&メイクには、まったく疎くなっていた私。(笑)
…でも、肌老化の80%は紫外線が原因なんて聞きますし、
日本より日差しが強いバンクーバー、
さすがに日焼け止めくらいはしないと…ヤバいよね…
とやっと重い腰をあげ、カナダで初めて日焼け止めを買いにいきましたー。
▼Neutrogena SPF110 塗るタイプ!
『Neutrogena Ultra Sheer Dry-Touch Sunscreen SPF 110』
内容量 88ml 、$18(約1,500円)
↓記載内容↓
❶「Broad Spectrum」(UVAもUVBも対応)※後述
❷ 耐水性80分(water resistant 80 minutes)
❸ 超軽量 (Ultra-Lightweight)
❹ べたつかない(non greasy)
と表記がありますね!
それにしても、SPF15とかSPF20で見慣れている日本人にとっては、
SPF110ってビックリしちゃいます。
「Neutrogena」は皮膚科医が推奨するスキンケアブランドでもあり、
70か国以上で販売されているブランド。
コチラの商品、
「Neutrogena Ultra Sheer Dry-Touch Sunscreen SPF 110」
は、CDA(カナダ皮膚科学協会)からも良い評価を受けている推薦品で、
高いSPF値でも低刺激で肌にも優しい製品。
最近は、通販サイト【iHerb】で海外コスメを購入する人も多く、
日本で購入できないSPF値が高いニュートロジーナ製品は人気のブランドなんだとか。
ニュートロジーナ日焼け止めspf110の使い心地や口コミ!
じつは以前に、ニュートロジーナ以外の無名ブランドの日焼け止めSPF50を使ったことがあった私。
ですが、白うきしてベッタベタした経験があり、
「こっち(カナダ)の日焼け止め、私の肌には合わないかも…!」
というネガティブな印象もありました。(香りも海外独特の強いニオイで…!)
テクスチャ―は軽め!
Neutrogena(ニュートロジーナ)SPF110の日焼け止めは、
最初は白さが目立ちそう…?と想像しましたが、
意外とするんと肌に馴染んで溶けるが早かったです(^^♪
ベタベタしない!香りは…?
テカテカ&ベタベタな感じもほとんどありません!
塗りたても、かなりサラサラした感じで◎。
香りについては、あまりキツくはありませんが、
独特の粉っぽいニオイで、好みが分かれる独特の香りでした。
(もちろん、いったん肌に塗ってしまえば、全く気にならない程度です)
ニュートロジーナのSPF110の塗るタイプを初めて使った感想は、
- 軽くてよく伸びる
- 香りも強くない
- 白浮きしない
という好印象で、まずはホッとしました!
iherbのや通販口コミレビューでも、
「ファンデの色を邪魔することはありません。にじんだ汗がバッグや服に付くと白くなるところだけは要注意」
「クリームを塗った跡が白浮きせず、ほぼ透明でべたつきもありませんでした。」
「のびもよくて敏感肌の私にもとても使いやすかったです。ただ目の周りは避けましょう!」
「SPF高く安心感あります。 クレンジングでしっかり落としています。」
など、全体的に評判は上々のようでした♪
▼同等品は日本の通販サイトでもすぐ買えます!
SPFとPAの意味とは?
ところで、気づいた人も多いと思いますが、カナダで売っている日焼け止め製品には
日本の日焼け止めには必ず表記がある
「PA++++」
に該当する部分がありません。
これは一体なぜなのか、
まずはSPFとSAの意味と、紫外線の種類を見てみましょう!
紫外線=UVA(紫外線A波)UVB(紫外線B波)!
肌に悪影響を及ぼす紫外線は、波長の長さによって
- UVA(紫外線A波)
- UVB(紫外線B波)
の2つに分けられます。
UVA(PA) | UVB(SPF) | |
波長 | 長い | 短い |
別名 | 「生活紫外線」 | 「レジャー紫外線」 |
特徴 | 雲や家の中・ガラスも透過して肌に到達 | 屋外での日焼けの主な原因 |
引き起こす症状 | シミ、シワ、たるみなど肌の老化 | シミ、日焼け、皮膚がん |
PA=UVA(紫外線A波)
PA(Protection Grade of UVA)とは、紫外線A波(UVA)をどれくらい防ぐかの目安の数値。
日本表示のPAは「PA+」〜「PA++++」の4段階で表示され、「+」が多いほど防止力が高まります。
紫外線A波(UVA)は、地上の紫外線の90%以上を占めていて、
肌の内側(真皮)まで届いてしまうため、シワやたるみなど、肌老化の原因となります。
UVAは、雲や窓も通り抜けるため、曇りの日や室内でも注意が必要です。
SPF=UVB(紫外線B波)
SPF(Sun protection Factor)とは、紫外線B波(UVB)をどれくらい防ぐかの目安の数値。
紫外線B波(UVB)は、肌表面を赤くさせ、シミ、そばかす、皮膚がんの原因となります。
ちなみに、ACS(アメリカ癌協会)の発表によると、
SPF30 やSPF50など、数字が大きくなるほど確かに保護力は大きくなりますが、その差はかなり微々たるもので、
SPF30は97%、SPF50は98%、SPF100は99%の確率で、紫外線B波(UVB)を防げるとされています。
いずれにしても、日焼け止めは少なくともSPF30以上を選んで、こまめに塗りなおすことが大切です。
日本とカナダ(アメリカ)の日焼け止めの違い
お話ししたように、日本とカナダの日焼け止めで一番の違いは
・日本 ⇒「PA+」〜「PA++++」の4段階表示
・カナダ ⇒「PA」表示自体が無い
です。
そうなです、じつはカナダ(アメリカ)で売られている日焼け止めは、
SPFの効果だけで、PFの効果がない日焼け止めも多く存在します!
結論、カナダで日焼け止めを購入するときは
「Broad Protection」
「Broad Spectrum」
と記載があれば、紫外線A波とB波(UVA/UVB)両方を防ぐ効果があるので必ずチェックしましょう!
バンクバーの紫外線は日本の7~8倍!
実際に、カナダ(アメリカ)の多くの地域は日照時間が長く、
日本に比べて約7倍もの紫外線量になる地域もあるのだとか。
日本に比べてカナダ(バンクーバー)の紫外線量は、
明らかに日焼け対策が必須の日差しが強い地域、本当にゾッとします…!
たしかに、バンクーバーの夏は21時~22時ごろにやっと日没するので、
本当に一日中、日差しを浴びてるな~と感じます。
そのため、皮膚がんの直接の原因と言われているUVBから肌を守るため、
SPF数値が100という、極端に高いモノも売られているということですね!
カナダの日焼け止め製品で人気ブランドは?
これは、ロンドンドラッグ(薬局チェーン店)の日焼け止め売り場。
日焼け止めは季節商品なので、夏の時期は特設の棚が出来ていました!
どのブランドも、SPFは30~50が主流で、
なかでも場所の三分の1近くを占めているのが、ダントツでニュートロジーナ製品。
ほかにも、
- アベンヌ Avène
- コパトーン coppertone
- バナナボートBANANA BOAT
- アビーノ aveeno
- 資生堂 SHISEIDO
- シンク think
- バジャー BADGER
- goddess garden
など、日本でも人気のメーカーがずらーり並んでいました!
▼資生堂の日焼け止めは、他と比べてお値段3倍以上の高級品!買えない…w
▼日本ではあまり見かけないスティックタイプも使いやすくて人気
クリームタイプ、スプレータイプ、スティックタイプ、敏感肌用、キッズ用など
とにかく種類は豊富です!
ニュートロジーナ日焼け止めspf110は紫外線吸収剤入り!
あくまで個人的な意見ですが、
ジョンソン&ジョンソンのニュートロジーナだから、SPF 100だから、この商品はぜったいイイよね!?」
と安易に考えてしまうのは賛成ではありません。
実際にこの【Neutrogena】SPF 110は、SPF50と比べて重く感じることや、
「皮膚に負担がかかりすぎる!」
「シャワーで落ちない!」
という不満の口コミも一部ありましたし、
何よりも、体に100%安全で自然由来の成分なのか?と言われたら、
もちろんそうでない「NO」で、
主成分は、いわゆる紫外線吸収剤という化学物質が含まれた、
完全なケミカル製品です。
↓↓(有効成分)↓↓
- ホモサラート(Homosalate) 15%
- オクチサレート(Octisalate) 5%
- オキシベンゾン(Oxybenzone) 6%
- オクトクリレン(Octocrylene) 10%
- アボベンゾン(Avobenzone) 3%
【Neutrogena】SPF 110の裏面には、
紫外線吸収剤といわれる、どんな日焼け止めにも多く含まれる化学物質がたっぷり配合されています。
そして、紫外線吸収剤のなかでも、
- オキシベンゾン (Oxybenzon)
- オクチノキサート (Octinoxate)
の2成分は、
珊瑚を白化させ、地球環境や人体に悪影響を及ぼす恐れがあるとして、
昔から安全性を疑問視する声が多い成分。
じっさいに、2021年1月1日から、アメリカのハワイ州において、
紫外線吸収剤「オキシベンゾン」と「オクチノキサート」を含む日焼け止めの販売・流通が全面禁止となったので、
この動きは、今後ますます広まっていきそうですね。
余談ですが、どんな日焼け止め製品を選んだとしても、(たとえオーガニック、ノンケミカルと謳っている製品でも)
「紫外線散乱剤」「紫外線吸収剤」
と言われる化学物質は必ず含まれているので、
消費者である私たちも、しっかりその動向を確認していきたいですね!
何をとっても言えることですが、
まずは自分自身が納得した商品で、体質に合ったものを使用するのがベストです(^^♪
軽いお出かけ程度であれば、他のSPFの低い数値ので十分だと思いますが、
この【Neutrogena】SPF 100 なら、
耐水性80分で、紫外線A波B波もしっかり防いでくれて使いやすいため、
海のマリンスポーツや山のキャンプを楽しむ予定の人なら、
一度候補に入れてみてもいいかと思いました!
ニュートロジーナ日焼け止めspf100レビューまとめ
カナダには、日本には無いSPF50以上の日焼け止めが多く販売されています。
日本の表記「PA」と表示がないのが不安になりますが、
「Broad Spectrum」と表示されていれば、UVAとUVB両方からの保護が期待できる日焼け止めです。
大切なのは、SPF30以上の日焼け止めをこまめに塗りなおすこと。
今度は日常使い用に、別なものにもトライしてみたいなと思います!
▼ニュートロジーナSPF100は日本の通販サイトでもすぐ買えます♪