カナダのファッション!留学・ワーホリで洋服の量はどれくらい?
いよいよ出発間近に迫ったカナダ留学。
海外に行く時の服装は、
「超シンプルにTシャツにGパンさえあればいい!」
「1年間の留学やワーホリなら、用意する洋服は“10日分の衣類“で十分!」
と一般的には言われていますが,「10日分」といわれると、なんだか心細く感じてしまいますよね。
長期の留学やワーホリなら、同じ年齢の人たちとの交流もありそうですし、
ファッションが下手にダサすぎたり派手すぎたりしても目立ちそう(笑)
実際に自分が行くとなると、あれもこれも必要!と焦って「本当にそんなラフで大丈夫?なの」と浮かぶ疑問。
季節ごとの洋服を揃えるとあっという間にスーツケースがいっぱいになり、意外に頭を悩ませるものです。
今回はカナダの長期留学(ワーホリ)に持って行く洋服や、量など、カナダ留学中の生活や環境から予想できるように紹介していきます。
早速準備を進めましょう!
まずはカナダの気候を知ろう
「留学期間が1年間なら10日分の洋服・確実に用意すべき量は5日分でOK」
とはよく言うものの、やはりカナダ留学時に持って行く洋服の基準は、
「留学する地域の季節」と「留学の期間」
です。
カナダは日本の20倍以上の国土がある広い国。
春夏秋冬といっても、バンクーバーやビクトリアなどの西海岸と、トロントやモントリオールなどの東海岸では気候は全く別ものです。
「カナダの気温と降水量」
(出典:カナダの気温と降水量)
などのウェブサイトを参考にして、留学先の年間の気候をまずチェック!
バンクーバーやビクトリアなどの西海岸は、比較的温暖で過ごしやすいですが、冬の時期は雨が多いため、雨具対策が必須です。
トロントやモントリオールの東海岸は、カラッとした過ごし易い季節が多いものの、冬の期間も長く、1月、2月にはマイナス10~15度など極寒になる時期もあるので、しっかりとした防寒対策が必要です。
カナダのファッション!留学(ワーホリ)期間によって服の量は異なる
1ヶ月と1年間の留学期間では、必要な洋服の量も全く違ってきますよね。
一年という長期間であれば、場合によっては不足分をカナダで購入することも考えなければいけません。
帰国時は誰でも荷物が膨大に増えているものなので、出発時はできるだけ最小限の荷物だけにしておきましょう。
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カナダ留学12ヶ月(1年)の際に必要な服の量は?
もしあなたが、一年の長期間でカナダに行く予定なら、
夏用の服:1週間〜10日分
冬用の服:1週間〜10日分(主にボトムス類)
スニーカー・ブーツ
などは最低用意しておきたいところ。
基本的に短期でも長期でも、それぞれの季節に応じた1週間分ほどの洋服があれば困りません。
この数をベースにして、どれくらいの洋服を持っていきたいのかを決めるとよいでしょう。
日本から持っていった方がいい洋服や小物
日本にいると当たり前の洋服や小物も、カナダでは貴重になるアイテムも。
ここでは、できれば日本から用意していった方がいい洋服や小物を紹介します。
下着類
男性ならあまり違いを感じませんが、女性なら日本人規格で作られた下着が一番しっくりきます。
海外のものは形が微妙に違ったり、機能性が期待外れだったりということが多いもの。
女性なら、自分にピッタリフィットした、必要最低限の枚数を持って行ったほうが安心ですね。
ヒートテック
ヒートテックといえば、ユニクロ!バンクーバーなどのカナダの都心部は、ユニクロが進出している地域もあります。
ただ、全体的に日本より2割ほど割高な価格設定がされているようです。
カナダの冬は寒いので、ヒートテックの長袖やタンクトップなど1、2枚あると心強いですね。
カナダは屋内は暖房がしっかりと効いていますが、外は寒いので気軽に脱ぎ着ができて持ち運べるヒートテックシリーズは便利です。
ストッキング
カナダでは、スーツでもストッキングを履いている人はほとんど見かけず、
大体スニーカーに素足に靴下というファッションが多いように思います。
学生の人ならほとんどストッキングを使うシーンはありませんが、仕事の面接で使う機会あるかもしれませんね。
ストッキングは、種類・デザイン・クオリティ(質)・価格など、全てにおいて日本のものがオススメで機能的。
必要であれば、自分に合ったものを事前に数枚持っていきましょう。
雨傘・レインコートなどの雨具
カナダの人は、雨が降っていてもほとんどフードをかぶるだけで、あまり傘はささない人が多いです。
雨傘も価格は高めですし、日本の便利なビニール傘のようなものは、カナダでは入手困難。
軽めの折りたたみ傘を一本でも持参すると便利です。
メガネやコンタクト
勉強やパソコン、日常生活では欠かせないメガネやコンタクト。
これらはカナダでも購入できますが、日本よりも全体的に価格が高めです。
自分に合ったものを事前に準備して持っていきましょう
現地で調達したほうがいいもの・できるものは?
日本とカナダでは、同じブランドでも品ぞろえやデザインが異なる場合があるので、足りないものは現地で調達、海外特有のファッションを楽しむ余裕も必要です。
本格的な冬用のコートやブーツ
もしあなたが、バンクーバーやビクトリアなどの西海岸行くのなら、日本から持っていく防寒着で十分だと思います。
ただ、カルガリーやバンフ、トロントやモントリオールの極寒の東海岸では、コートやブーツは現地で調達したほうが良いかもしれません。
もちろん価格はそれなりに高めですが、1シーズンだけの使用であれば、現地の掲示板情報などで、帰国する人から譲ってもらったり購入する人も多くいます。
日本で好まれるブーツやハイヒールのブーツは、冬のカナダには向いていません。
カナダでは雪が降ると道路に塩がまかれたりすので、靴が傷みやすくなります。
オシャレを重視するより、質や機能性を重視して、カナダの冬にあったブーツを着用するのがおススメです。
普段用の洋服
下着以外の普段着は、いざとなればカナダでも十分買うことができます。
都心部ならアウトレットモールも充実していますし、カナダ発ブランドの服にチャレンジしても楽しいですね。
特にカナダに普及している洗濯機は、洗い方が『雑』。
日本の洗濯機のような『オシャレ着洗いコース』というのは基本的にありません。
ガガガーっと洗濯機を回してもいいような、気軽に洗うことができる洋服が基本です。
もちろん、洗濯ネットなど雑貨、店など一般的に売っていないので、ついでに持っていきましょう!
カナダのファッション事情・日本との違い
カナダと日本のファッションの違いについては、結論からいうと、かなり違いがあります。
女性でしたら、カナダでは大胆に胸元が開いた服を着る人は多い印象ですが、若い女性であってもスカート、特にミニを履く人はほとんど見かけないように思います。
社会人なら、ジャケットのスーツ、ストッキングにカートやハイヒールを履く人もいますが、
街中では学生と変わらないような服装で、足元のタトゥーをちらつかせながら通勤する人もたくさんいます(笑)
昼間、学校などでは、Tシャツにパーカーが中心。ボトムスはジーンズ、レギンスなどのパンツスタイル。
足元は、スニーカー、ローヒールのブーツが主流です。
その反面、学校内外でのパーティーなどのイベントでは、ヒールのある靴を履いてバッチリメイクをして、大胆にドレスアップして出かけます。
日本人がしないような露出度の高い服装をする人もいて、オンとオフの服装のギャップが激しい人もいます。
TPOに合わせて、出かける場所や時間帯によって、ガラリと雰囲気を変えるのも、海外流といえるかもしれませんね。
女子必見!カナダのファッションで気を付けてほしいこと
カナダで外出するとき、どんな服装で出かけたらいいかということも気になりますよね。
「カナダ人の女の人って一般的にどんな格好して歩いているの?」
「日本にいる時と同じような服装をしていると周りから浮いておかしい?」
などなど、カナダ人女性のファッションや日本とカナダ違い、そして、日本では普通の格好だけれど、カナダではあまり好ましくないものなども押さえておきましょう。
カナダのファッションはダサい?キュート?
カナダにもH&M, Forever 21, ZARA、ARDENなどは、日本と同じく若い女性の間では人気です。
なので、あまり奇抜すぎるものでなければ、日本から持参した洋服をそのまま着ても問題ありません。
一つ言えるのは、日本でレースやフリルなどをあしらった『かわいい』女子ファッションが好まれますが、
カナダではごくシンプルなデザインの『かっこいい』ファッションをどちらかというと多く見かけます。
特に夏のカナダ女子は露出度が高く、お腹が出ていても気にすることなく、お尻の線がわかるホットパンツを履いているのをよく見かけます。
冬は逆に、防寒第一の地味な格好が好まれます。
もちろん、これを『ダサい』ととるか『シンプルでスタイリッシュでかっこいい』ととるかは、人それぞれ。
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目のやり場に困る!?レギンス一枚履き
『カナダ人ファッション』で、日本人にとって抵抗が多いものといえばやはりこれ!
カナダでは健康志向が高い人が多いので、ヨガやジム、ジョギングをする女性が多いため、普段着でもスポーツウエアのレギンスがポピュラーに着られています。
レギンスにタンクトップとスニーカーが定番ですね。
くっきりムチムチなお尻のラインが見えても『恥ずかしい』という感覚があまりないのか…
日本人のようにレギンスにスカートにあわせている人は見たことがありません。
最初は目のやり場に困るかもしれませんが、慣れれば何とも思わなくなります(笑)
日本では常識だけど!?カナダで完全に「浮く」あるあるファッション
さて、では逆に、日本では普通だけれどカナダでするとちょっと微妙!?というファッションを紹介します。
マスク
日本の冬の必須アイテムマスク。
・風邪予防
・咳などで他人に不愉快な思いをさせないため
・すっぴん隠し
など、マスクの役目は幅広く、普通のお店でも店員さんがマスクというのは日常の光景ですが…
カナダでは、病院以外でマスクの光景はまず見かけません。
カナダ人にしてみると、マスクをしている人をみると
「何か重大な病気を抱えている人ではないか。」
と思われて、本人はエチケットとしてのマスクでも、周りの人がみたら逆にびっくりさせて心配されてしまうかも(笑)
日傘・アームカバー
夏の女性の必須アイテム、日傘やアームカバーも、カナダではほとんど見かけません。
基本的にカナダ人は日光が好き。日焼け止めは塗っても、日光を避ける行為は理解されにくいようです。
私は一度、真夏にアームカバーをつけて歩いていたら、すれ違いの人に
「君、どうしたんだ 寒いのか?大丈夫?」
と聞かれました。
日傘やアームカバーは、日光は浴びなくても、余計な注目を浴びそうです(笑)
メイクよりすっぴんがいい!?
これもファッションの一部といえば一部ですが…何を隠そう私はカナダにきて一度もバッチリメイクをしたことがありません。
カナダの女性は、街をほぼすっぴんで歩いている人が多いですね。
カナダではナチュラル志向が流行っているので、すっぴんにスポーツウエアのほうがしっくりきます。
ホットヨガなどすれば、どのみち汗でメイクが流れてしまいますし、すっぴんで普段いるのが普通だったり…
というと健康的なイメージですが、私の場合はただの言い訳、すっかりメイクが面倒になりました( ;∀;)
ただこれもTPOに応じて対応を。
高めのレストランやイベントに行くときなどは、最低限の化粧はしていきましょう。
また、カナダは日本と比べて日差しがかなり強いので、たとえすっぴんであっても日焼け止めだけは必ず塗るようにしたいものです。
カナダのファッション!留学・ワーホリで洋服の量は?まとめ
カナダの全体的なファッションの特徴や、日本との違いなど簡単に紹介しました。
「留学する地域の季節」と「留学の期間」
この2つをまず把握して、あとは荷物のスペースと相談ですが、
とにかくあまり心配しすぎないことも大事!
あなたの留学&ワーホリ生活が楽しい海外生活になりますように。
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