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カナダ産豚肉(カナダポーク)の安全性と特徴!危険なホルモン剤は大丈夫?

2018/07/18
 
canada pork
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hana
カナダ・バンクーバー在住3年目の海外生活まだまだ初心者。 40代を行ったり来たりのワーキング主婦。究極の方向音痴と言葉の壁を克服しつつ、多くの人に役立つ情報は何だろうと日々奮闘中。
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現在日本で食べられている豚肉のうち、約50%以上は輸入品の豚肉というのはご存知ですか?

アメリカ産・カナダ産・スペイン産など、スーパーに行くと世界各地の豚肉に出会えます。

100gあたり70円とか80円、国産より圧倒的に安い価格。

「やったー今日は豚肉が安い!まとめ買いして冷凍しておこう♪」

と手に取ったものは、ほぼ外国産の豚肉、中でもカナダ産の豚肉が多いと思います。

安く購入できるのは嬉しいですが、一番気になるのは、お肉の安全性ではないでしょうか。

「外国産のお肉って“危険・臭い・まずい”し、やっぱり国産に限るよね!」

なんて意見の人も、中にはいらっしゃると思います。

 

今回は、カナダ産の豚肉について

  • 日本で売られているお肉の安全性はどうなの?管理体制は
  • どうして安くできる?カナダポークの特徴

などを中心に、カナダポークについて調べてみました。

 

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輸入豚肉の国別の割合は?

 

日本で食べられている輸入の豚肉の、国別の割合をまず見てみましょう。

豚肉輸入国別ランキング-min

独)農畜産業振興機構「カナダの豚肉産業の現状と今後の見通し」を参考に作成

 

2015年時点ではアメリカが約30%ついでカナダが約20%、

2017年の時点では、豚肉輸入量が過去最高ペースで増え続け、年間90万トンを初めて突破。

中でもカナダからの輸入豚肉の量が破竹の勢いで伸び続けているため、今では日本にとって、豚肉輸入国第一位がカナダになる勢いです。

 

カナダ産豚肉の特徴&安全な理由3つ

 

カナダ産の豚肉=カナダポークは、

「カナダポーク品質保証マーク」(VCP: Verified Canadian Pork )

のロゴが目印。

カナダポーク

カナダポーク

じゃぁ、具体的にカナダポークって安全性はどうなの?という点ですが、

結論から言うと、

「カナダポークの安全性はかなり高い、安心して食べられる豚肉」

と言えると思います。

その理由は大きく次の3つ、

1) 国際基準の品質管理体制が整っている
2)トレーサビリティがカナダの法律で定められている
3)ホルモン剤・ラクトパミン不使用で安全

具体的に見ていきましょう。

 

1)品質管理の体制が整っている

 

カナダポーク

豚肉に限らず、どんな輸入肉にも言えることですが、

畜場 → 加工工場 → 倉庫 → 輸出

という過程においては、

品質の安全を保つため「HACCP」などの、第三者機関による審査を定期的に受けることが義務付けられています。

※「HACCP」とは
HACCP (Hazard Analysis and Critical Control Point・ハサップ)は、食品衛生管理の国際標準。
1960年代にアメリカで宇宙食の安全性を確保するために考案された衛生管理の手法が原型。

 

カナダポークは、HACCPの理念に基づいて

  • 物質的(折れた針の破片など)
  • 化学的(残留医薬品など)
  • 生物学的(サルモネラ菌・寄生虫類など)

などの危険因子を取り除き、安全性を確保しています。

 

2)トレーサビリティー(traceability)

カナダポーク

トレーサビリティ( traceability)とは、「追跡可能」という意味の流通用語。

物品の流通経路を生産~最終消費段階・廃棄段階まで追跡が可能なシステムを確立している状態をいいます。

カナダでは2014年から北米国で唯一、法制化されたトレーサビリティーシステム (PigTrace Canada)として、肉豚を個体識別までできるよう全生産者に義務付けています。

万一問題が発生した場合は、どこの農場から、どこの加工工場でいつ・どんな処理をされたのかなどを辿っていくことができるので

問題の元凶を早期に突き止めることができるのです。

 

3) ホルモン剤・ラクトパミン不使用で安全

カナダポーク

牛や豚を育てるときに使われるホルモン剤ラクトパミンという薬剤。

どちらも成長を促す「肥育ホルモン・成長ホルモン」などと言われ、政府認可を受けて使用している国もあります。

しかし日本では、そもそも肥育目的として「肥育ホルモン」自体が法律で承認されていないため、

ホルモン剤=「何となく怖い・体に有害なもの」

というイメージがあるのではないでしょうか。

体に有害なのか無害なのかの安全性については、しばしば国会審議などでも取り上げられ、未だ賛否両論あり、白黒ははっきりしていません。

ただ、カナダポークについては、

  • 成長ホルモン不使用
  • ラクトパミン不使用

を明確に打ち出しています。

 

 

カナダ産豚肉が安くできる理由2つ

 

安心で安全性が高いカナダポーク。

輸入コストがかかればその分高くなるはずなのに、どうして国産より安く購入できるのでしょうか。

それは、カナダという国が養豚に最適な次の3つの環境が整っているからです。

1)土地と風土に恵まれている
2)エサ代が安くできる
3)加工工場の生産性が高い

 

1)土地と風土に恵まれている

 

自然の澄んだ空気と水、寒冷な気温・広大な土地で飼育密度が低いため、

豚の病気の発生や感染が起こりにくい環境で育てることができます。

 

2)エサ代が安くできる

カナダポーク

カナダポークは、主に日本と同じ「三元豚(さんげんとん)」という、

三種類を掛け合わせた品種豚が特徴で、エサはトウモロコシや麦が中心です。

日本の養豚場の多くは輸入に頼っているため、輸送コストで価格が決まると言っても過言ではありません。

その点、カナダは土地が広大で自然豊か。

コーン、小麦、大麦など豚の代表的なエサは全て収穫できるため、輸入に頼らず自国で飼料がまかなえてしまうのです。

 

3)加工工場の生産性が高い

 

加工工場の生産性も豚肉の価格に大きく影響します。

日本は土地代も高く国土も比較的小さいため、養豚場や加工工場も狭く小規模なもの。

結果、一日に処理できる頭数に大幅に開きが出てしまうため、

海外と日本とでは、生産性に何十倍もの大きな差が出てしまうのです。

結論!カナダ産豚肉は安全・安心・安い・美味しい!

 

カナダポークの勢いが止まらない?!味の口コミやニュースを紹介します。

《カナダポークが、すごい勢いで伸びている》

和牛と輸入牛にあるような決定的なちがいは和豚と輸入豚にはなく、味も見た目もほとんど差がないところを突いた会心のブランド展開、破竹の勢いで伸びています。

エキサイトニュース・2017年5月31日付より抜粋

 

《大手商社・海外産豚肉をブランド化 売り込み競争激化》

エサの配合や交配を工夫・高品質で低価格。伊藤忠商事は、カナダのハイライフ社がマニトバ州で生産している豚肉を輸入し、関連会社のプリマハムと共に「ハイライフポーク」として展開中。

毎日新聞・2018年6月13日付より抜粋

まとめ

 

カナダポークは、“危険・臭い・まずい”どころか、

  • 管理体制が整った環境で安心
  • 成長ホルモン剤は不使用で安全
  • 自然や風土が適しているため高品質なのに安い
  • 日本と同じ三元豚という品種が主流なので、見た目の差もなく味も美味しい

など最高の条件がそろった輸入豚肉と言えそうです。

カナダの大自然が育んだおいしい豚肉、ぜひ私もこれから安心して食べたいと思います!

※カナダポーク:情報元参考ページ
カナダポークジャパン:http://www.canadapork.com/japan/

 

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